Voice 専門家の声
学校教育の変化と共に、
幼児教室にこれから
求められること
相澤 妙子 先生
(株)チャイルド社幼児教育部在籍。幼稚園教諭・小学校受験幼児教室講師・保育士。
【著書】『乳・幼児期の子育てポイント・小学校までに育ってほしい学びの姿』・『幼児期と小学校教育をつなぐ連携ワークブック 「すてっぷ」』出版:チャイルド社
【園内研修DVD教材】学びにつながる基礎づくり「かず」「ことば」「かたち」
「子どもの将来にとって大切なのは」
今、学校教育は大きく変わろうとしています。文部科学省HP『新しい改訂に込められた思い』には、「これからの予測困難な時代になっても自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい(抜粋)」とあります。教わったことを覚えるのではなく、子どもたち自身が考えて学んでいくようになります。
子どもの将来にとって大切なのは、知識や記憶力などだけではなく、「目標に向かって頑張る」「人と関わる」「自分の気持ちをコントロールする」などの力です。やってみようという好奇心やもっとできるようになりたいと願う目標があるからこそ、忍耐強く試行錯誤しながら取り組み、達成感を得ることができるのです。そして、これらの力は幼児教育によって身につき、大人になっても持続するということが明らかになっています。
私たち大人は、その場の結果ではなく過程を認める習慣をつけ、寄り添って見守りましょう。
さらにバランス感覚は、運動面だけでなく文字を書くときの姿勢にもつながります。さまざまな環境の変化により、外で遊ぶ機会が少なくなってきた現代においては、意識して身につけたいものです。
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